リフォーム会社のSNS集客を外注するなら、施工前後の写真に価格と工期を条件付きで添え、相談につなげる設計を代行会社と決めることが先です。依頼先タイプ別の費用、選び方の質問、費用表示の注意点を解説します。
結論から言います。リフォーム会社のSNS集客を外注するときは、ビフォーアフター写真に「価格・工期・条件」をセットで載せる型を先に決め、その型を回せる代行会社を選ぶことが近道です。写真がきれいなだけでは、見た人は「うちだといくら?」が分からず相談に進みません。一方で、費用を条件なしで書くと誤解や不信につながります。この記事では、投稿の型、依頼先タイプの比較、選び方の質問、費用の見方を順に整理します。
依頼前に決める「ビフォーアフター×価格・工期」の型
リフォームのSNSで反応を得やすいのは、施工前後の比較です。ただし、比較を相談につなげるには、写真の横に判断材料が必要です。代行会社に丸投げする前に、次の4点を1投稿のセットとして決めておきます。
- 施工前後の写真:同じ角度・同じ明るさで撮る。施工前の撮り忘れはよくある失敗です
- 価格の目安と条件:「◯万円(税込)」だけでなく、広さ・築年数・設備のグレード・解体後の補修の有無を添える
- 工期:「着工から◯日」と、住みながらの工事かどうかを書く
- 相談の入口:「同じ間取りの方はお見積もり相談へ」など、次の一歩を1つだけ示す
たとえば浴室なら「築25年・戸建て・ユニットバス交換・本体はミドルグレード・工期4日・総額◯万円(税込)。下地の傷み具合で金額は変わります」という書き方です。見る人が自分の家と比べやすくなり、問い合わせの質も上がりやすくなります。
撮影と掲載の前に施主の同意を取る
施工事例は施主の住まいそのものです。掲載前に、写真の使用範囲(SNS・ホームページ・広告)と期間について書面で同意を取ります。外観・表札・窓からの景色・郵便物など、住所が特定されるものは写さないか加工します。この確認を代行会社と分担できるかも、依頼前に決めておきます。
依頼先タイプ別の比較表と向き不向き
リフォーム会社がSNS運用を頼む先は、大きく5タイプに分かれます。費用はあくまで目安で、投稿本数・撮影の有無・広告運用の有無で大きく変わります。
| タイプ | 費用レンジ | 向いている会社 | 確認すべき点 |
|---|---|---|---|
| 住宅・不動産特化型 | 月額10〜30万円前後が多い | 施工事例が月に複数件あり、相談数を増やしたい会社 | 費用表示の条件の書き方を提案できるか |
| 動画特化型 | 1本数万円〜の個別見積もりが多い | 工事の流れや職人の作業を短い動画で見せたい会社 | 撮影の立ち会い・現場の安全配慮の分担 |
| 総合型 | 月額10〜50万円前後と幅が広い | SNSと広告・ホームページをまとめて任せたい会社 | 住宅分野の担当経験と表現チェックの体制 |
| フリーランス | 月額3〜10万円前後が多い | 予算を抑え、投稿作成だけ任せたい小規模店 | 担当者が不在のときの代わりの体制 |
| 内製 | 人件費+撮影機材 | 現場担当が写真を撮る習慣があり、続けられる会社 | 投稿の担当者と時間を確保できるか |
売買・賃貸・注文住宅との違いも含めて選び方を確認したい方は「不動産のSNS運用代行の選び方」もあわせてご覧ください。
外注したほうがよい会社
- 施工事例はあるが、写真の整理や文章作りに手が回らない
- 社長や現場担当が投稿していて、本業の時間が削られている
- 投稿はしているが、相談や見積もり依頼につながっていない
外注しなくてよい会社
- 施工件数が少なく、月に1〜2件の事例しか出せない(まずはホームページの事例ページを整えるほうが先です)
- 紹介とリピートで受注が足りており、新規の相談を増やす必要がない
- 社内に写真と文章が得意な人がいて、週1回以上の投稿を続けられている
代行会社を見極める選定基準5つ
提案書や面談では、次の5つを質問してください。答え方で、リフォームの集客を理解しているかが分かります。
1. 「施工費用を載せるとき、どんな条件を併記しますか?」 広さ・築年数・設備グレード・税込かどうか・追加工事の可能性を自分から挙げられるかを見ます。安さだけを強調する表現や「今だけ」など、誤解を招く表現を避ける方針があるかも確認します。
2. 「投稿の表現は誰がどうチェックしますか?」 不安をあおる表現(「放置すると危険」など)や、根拠のない比較表現を出さないための確認の流れを聞きます。担当者1人の判断か、別の人が見るのかで安心感が変わります。
3. 「施工前の写真はどう集めますか?」 現場担当向けの撮影ルール表や、写真の共有方法を用意してくれるかを確認します。ここが曖昧だと、ビフォーアフター投稿が続きません。
4. 「成果は何で測りますか?」 フォロワー数ではなく、問い合わせ数・見積もり依頼数・現地調査の予約数など、売上に近い数字を追うかを確認します。指標の決め方は「不動産のSNS反響KPIの決め方」で詳しく解説しています。
5. 「施主の同意と個人情報の扱いはどう分担しますか?」 同意書のひな形があるか、住所が分かる写り込みを誰が確認するかを聞きます。契約書にも記載してもらうと、後のトラブルを防げます。
費用の見方|月額を「1本あたり」「相談1件あたり」に直す
代行費用は月額だけで比べると判断を誤ります。次の2段階で直してから比べます。
1本あたりの費用に直す 月額を月の投稿本数で割ります。計算例として、月額10万円で8本なら1本あたり1.25万円です。撮影代・広告費・初期費用が別かどうかも合わせて確認します。
相談1件あたりの費用に直す 月額を、SNS経由の問い合わせ数で割ります。計算例として、月額10万円で相談が5件なら1件あたり2万円です。リフォームは1件あたりの工事金額が大きいため、この数字と成約率・平均の工事金額を並べて判断します。ただし相談数は商圏・施工内容・季節・運用期間で大きく差が出るため、最初の3か月ほどは目安づくりの期間と考えるのが現実的です。
投稿に書く施工費用の注意点
SNSに載せる費用も、代行費用と同じく条件が大切です。
- 総額か本体価格かを明記する:税込・工事費込みかどうかを書く
- 条件を添える:広さ・築年数・設備のグレード・既存設備の撤去費の有無
- 変動の可能性を書く:「現地調査の結果で金額が変わります」と一言入れる
- 急がせる表現を使わない:「今月だけ」「近くで工事中なので特別価格」などは不信感を招きやすい表現です
価格表示のルールは景品表示法の考え方が基本になります。詳しくは消費者庁の景品表示法のページで確認できます。代行会社がこの点を理解しているかは、選定基準1の質問で見極められます。
まとめ
- リフォームのSNS集客は、施工前後の写真に価格・工期・条件をセットで載せる型が基本です
- 依頼先は特化型・動画特化型・総合型・フリーランス・内製の5タイプから、施工件数と予算で選びます
- 費用は月額ではなく、1本あたり・相談1件あたりに直して比べます
- 次の行動として、まずは選定基準5つの質問を書き出し、資料請求の依頼前チェックリストと照らし合わせてください
よくある質問
Q. ビフォーアフター投稿に価格を載せないと集客できませんか?
A. 価格がなくても投稿はできますが、相談に進む判断材料が減ります。条件付きの目安を書くほうが、見積もり依頼の質がそろいやすくなります。載せる場合は、税込かどうかと金額が変わる条件を必ず添えてください。
Q. 施工前の写真を撮り忘れた事例は使えませんか?
A. 施工後の写真だけでも、工事内容・工期・費用の目安を添えれば事例として使えます。ただし比較の説得力は下がります。今後のために、着工前の撮影を現場の作業手順に組み込むことをおすすめします。
Q. どのSNSから始めればよいですか?
A. 写真で事例を見せやすいInstagramから始める会社が多いです。地域の相談を増やしたい場合は、Googleビジネスプロフィールへの事例投稿も合わせて検討します。どちらも、投稿を続けられる本数から始めるのが大切です。
Q. 代行会社に頼めば、すぐに相談が増えますか?
A. 増え方は商圏・施工内容・投稿の量と質・運用期間で差があります。まずは3か月ほどで、問い合わせ数や見積もり依頼数の推移を確認するのが現実的です。契約時に、どの数字で見直すかを合意しておいてください。
住宅分野の依頼先を比べるときは、上記の比較表と選定基準を手元に置いたうえで、各社の公式公開情報を確認してください。依頼前に何を聞けばよいかをまとめた選び方ガイドとチェックリストは、資料請求から無料で受け取れます。なお、運営元の株式会社HolyTechも選択肢の1つとして、1本7,500円(税込)・初期費用0円の投稿制作プランを提供しています。施工件数や予算に合うかどうかを、ほかのタイプと同じ基準で比べてご検討ください。
この記事について 業種別SNS運用代行ナビは株式会社HolyTechが運営する比較情報サイトです。当社もSNS運用代行を提供しており、比較表の1社として同じ基準で掲載しています。他社に関する記載は各社公式サイトの公開情報に基づき、順位付けはしていません。費用や成果は業種・商圏・体制で差があります。
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