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更新日:2026年10月17日

美容サロン 公開日 2026年10月17日

まつエク写真をSNSに載せる注意点|代行会社と決めておく撮影ルール

まつエクの写真をSNSに載せるときの注意点は、加工の範囲、目元から本人が特定されるリスク、掲載同意の3つです。代行会社に任せる前にこの3点をルールにし、文書で残しておくと、景品表示法のトラブルと顧客トラブルの両方を防げます。

結論から言います。まつエクの写真をSNSに載せる前に「加工の範囲」「目元からの個人特定」「掲載同意」の3点をルールにし、代行会社と文書で取り決めてください。まつエクの写真は仕上がりそのものが商品の見本です。実物とかけ離れた加工をすると、景品表示法の「優良誤認」(実際より良く見せる表示)につながる恐れがあります。また、目元だけの写真でも本人が分かる場合があり、同意なしの掲載はお客様とのトラブルの元になります。この記事では、代行会社と最初に決めておく撮影ルールを順番に整理します。

まつエク写真で起きやすい3つのトラブル

まつエクの投稿で問題になりやすいのは、次の3つです。

1つ目は加工のしすぎです。毛量を足す、カールを強める、まつ毛を描き足すといった加工は、施術で実際に出せる仕上がりと違ってしまいます。それを見て来店したお客様が「写真と違う」と感じれば、口コミやクレームにつながります。広告として見られる投稿なら、景品表示法に触れる恐れもあります。

2つ目は目元からの個人特定です。顔全体が写っていなくても、ほくろ、二重の形、眉の形、ピアス、背景の部屋などで知人に気づかれることがあります。「顔は写していないから大丈夫」とは言い切れません。

3つ目は同意のあいまいさです。口頭で「載せていいですか」と聞いただけだと、どの媒体に、いつまで、どの範囲で載せるのかが残りません。あとから削除を求められても、記録がないと対応があいまいになります。

代行会社に撮影や投稿を任せると、この3つの判断が店側から見えにくくなります。だからこそ、外注する前にルールを決めておく必要があります。

ルール1:加工の範囲を「やってよいこと」と「やってはいけないこと」で決める

加工は全面禁止にする必要はありません。大切なのは「施術の仕上がりを変えない加工」と「仕上がりを変える加工」を分けることです。代行会社には、次のような表で渡すと迷いが減ります。

ルール項目 決める内容 NG例 確認すべき点
明るさ・色味 全体の明るさ、色温度の補正は可 毛色が実物と違って見えるほどの色変更 店内照明で見た色と大きくずれていないか
肌の補正 肌荒れ・赤みの軽い補正は可 目の形や大きさが変わる補正 目元の輪郭が元写真と同じか
まつ毛そのもの 原則として加工しない 毛量の追加、カールの強調、描き足し 元画像と並べて本数・長さが同じか
フィルター 使う場合はアプリと強さを固定 美肌系フィルターで目元まで変形 毎回同じ設定か
表記 必要に応じて「明るさ補正あり」と記載 加工しているのに「無加工」と書く 表記と実際の加工が一致しているか

ポイントは、元画像と加工後を並べて店側が確認できる状態にすることです。代行会社に「投稿前に元画像も共有してください」と頼んでおけば、加工の行き過ぎに気づけます。

あわせて、キャプション(投稿の説明文)の表現も見ておきます。「必ず長持ち」「誰でもぱっちり」のような言い切りは、写真と同じく実際以上に良く見せる表示と受け取られる恐れがあります。まつ毛美容液などの物販を紹介する場合は、薬機法(医薬品や化粧品の効果表現を制限する法律)の面からも表現の確認が必要です。代行会社に表現チェックの担当者や手順があるかを、契約前に確認してください。

ルール2:目元からの個人特定リスクを減らす撮影ルール

目元の写真は、思ったより多くの情報を含みます。次のルールを撮影の決まりごとにしておくと、特定のリスクを下げられます。

  1. 写す範囲を決める:目元から眉までなど、写す範囲を固定します。鼻や口まで入れる場合は、同意書で「顔の一部が写る」と明記します。
  2. 特徴の扱いを決める:ほくろ、傷、タトゥー、特徴的なピアスが写る場合は、ぼかすか、その写真を使わないかを事前に決めます。
  3. 背景と小物を決める:撮影は店内の決まった場所で行い、私物、スマホ画面、窓の外の景色が写らないようにします。
  4. 位置情報を消す:スマホで撮った写真には、撮影場所の情報が残る場合があります。投稿前に位置情報を外す設定を確認します。
  5. タグ付けをしない:お客様のアカウントを勝手にタグ付けしません。タグ付けしてよいかも、同意の項目に入れます。

撮影者が代行会社のスタッフでも、店のアイリストでも、ルールは同じにします。人によって撮り方が変わると、確認の手間が増えるからです。撮影代行の頼み方は、まつげサロンのSNS運用代行の費用と選び方も参考になります。

ルール3:掲載同意は「範囲」と「期間」と「取り下げ方法」まで残す

同意は、口頭ではなく書面かフォームで残します。紙でも、予約システムやLINE公式のアンケートでもかまいません。最低限、次の項目を入れておきます。

  • 掲載する媒体(Instagram、TikTok、ホームページ、ホットペッパーなどの予約サイト)
  • 写す範囲(目元のみ/顔の一部を含む)
  • 広告への使用の可否(通常の投稿と、費用をかけて配信する広告は分けて聞く)
  • 掲載期間(例:投稿は削除依頼まで、広告は半年まで)
  • 取り下げの依頼先と、対応までの目安日数
  • タグ付け・アカウント紹介の可否

特に大事なのが取り下げのルールです。お客様から削除を頼まれたとき、誰が、何日以内に、どの媒体から消すのかを代行会社と決めておきます。投稿が代行会社の管理画面にしかない状態だと、店側ですぐ消せません。

モデルとして無料施術や割引をした場合は、そのお客様が自分のSNSに投稿するときに広告であることを示す必要が出てきます。2023年10月からステマ規制(広告であることを隠した宣伝の禁止)が始まっているためです。表記の扱いは、店と代行会社のどちらが案内するかも決めておきます。

代行会社に確認する5つの質問

ルールを作ったら、代行会社がそれを守れる体制かを確かめます。契約前の打ち合わせで、次の5つを聞いてください。

  1. 「加工の基準はどう決めていますか。元画像も共有してもらえますか」  基準がない、元画像を出せないという場合は、加工の行き過ぎを店側で止められません。
  2. 「投稿前に景品表示法や薬機法の表現を誰が確認しますか」  担当者の名前や確認手順を答えられるかを見ます。
  3. 「お客様の同意書の管理はどちらが行いますか」  同意の記録が店に残る形かを確認します。
  4. 「削除依頼が来たら、何日以内に対応できますか」  休日の対応や、広告として配信中の写真の止め方も聞いておきます。
  5. 「撮影した写真の権利と保管はどうなりますか。契約終了後はどうなりますか」  契約を終えたあとに写真を使えなくなる、お客様の写真が代行会社に残り続ける、といった事態を防ぎます。

これらの取り決めは、契約書か業務の取り決め書に入れておくと安心です。契約書で見るべき条項はSNS運用代行の契約書チェックポイントにまとめています。

まとめ

まつエク写真は、加工の範囲、目元からの個人特定、掲載同意の3点をルールにしてから外注するのが基本です。 加工は「仕上がりを変えない補正」までにし、元画像と並べて確認できる状態にします。 同意は媒体・期間・取り下げ方法まで書面で残します。 次の行動として、まずは代行会社のタイプごとの対応範囲を比較表で見比べてみてください。

よくある質問

Q. まつエクの写真は、明るさを変えるだけでも加工になりますか。

A. 明るさや色味の補正も加工ですが、仕上がりが実物と変わらない範囲なら大きな問題になりにくいです。毛量やカール、目の形が変わる加工は避けてください。迷う場合は「明るさ補正あり」と書き添えると、見る人に誤解されにくくなります。

Q. 目元だけの写真なら、同意を取らなくてもよいですか。

A. 同意は取ってください。目元だけでも、ほくろや二重の形、背景から本人と分かる場合があります。トラブルを防ぐには、写す範囲を伝えたうえで書面かフォームで同意を残すのが確実な方法です。

Q. スタッフのまつ毛を撮影して投稿する場合も、同意書は必要ですか。

A. 必要です。スタッフが退職したあとに写真の削除を求められることがあります。入社時か撮影時に、掲載範囲と退職後の扱いを書面で決めておくと安心です。

Q. 代行会社が撮った写真を、契約終了後も使えますか。

A. 契約内容によって変わります。写真の権利が店に移るのか、代行会社に残るのかを契約前に確認してください。お客様の同意の範囲も、契約終了後に使えるかどうかに関わります。

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この記事について 業種別SNS運用代行ナビは株式会社HolyTechが運営する比較情報サイトです。当社もSNS運用代行を提供しており、比較表の1社として同じ基準で掲載しています。他社に関する記載は各社公式サイトの公開情報に基づき、順位付けはしていません。費用や成果は業種・商圏・体制で差があります。

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